history日誌

カテゴリ: 中国・台湾の歴史

今日は、しばらくぶりに中国の歴史に触れます。

秦の将軍、王翦(おうせん)が秦王しんおう・政(「せい」。のちに始皇帝しこうてい>と名乗る)とどのように接したかというお話。

王翦は秦王の性格をよく理解して、うまく立ち回ったという話です。


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川島芳子がモデルの小説『男装の麗人だんそうのれいじん』(村松梢風 著)という本があります。この本は田中隆吉の働きかけによりつくられました。

この『男装の麗人』の内容が、後に芳子を苦しめる事に。戦後、中国で漢奸狩かんかんがりが行われ、川島芳子も日本のスパイだということで、裁判も行われたのですが、この『男装の麗人』が重要な証拠しょうことなってしまい、芳子は死刑になってしまったのです。

『男装の麗人』は小説ですので、ウソも書かれていますし、事実もオーバーに書かれております。それなのに、この小説の内容をまるで本当であるかのように中国の検事けんじたちに思われてしまったのでしょう・・・

http://ehatov1896-rekishi.doorblog.jp/archives/1521544.html
http://ehatov1896-rekishi.doorblog.jp/archives/1856136.html

前回までの記事

みなさん、「火の用心のおじさん」ってご存知ですか?「火の用心のおじさん」ときいてピンとくる方は、30代後半以上(2011年現在で)でしょう。その日の用心のおじさんは「日本船舶振興会」のCMに出てきて、「一日に一回はいいことをしましょう(一日一善)」を子供たちによびかけたものです。このCMには高見山大五郎さんも出ていましたっけ。

そのおじさんの名前は笹川良一ささかわりょういちです。僕も子供のころ、笹川良一の顔を見てなんとも人の好さそうなおじさんだなって思いました。が、僕も体だけは大人になりw、彼が戦後になって政財界に大きな影響を及ぼすフィクサーだと本やネットで知りました。本当に驚きましたね。

悪名の棺―笹川良一伝
工藤 美代子
幻冬舎
2010-10



男運がいまいちな?川島芳子も、笹川良一とはわりとよい関係だったようです。笹川は芳子の国民的知名度や人気にあやかろうと(芳子を利用)していたというせつもあるようですが、笹川は面倒見めんどうみのよい人だったらしく、芳子も笹川を「お兄ちゃん」と呼んでいたそうです。軍に利用されたあげくに、軍に殺されようとしている芳子を、笹川は心のそこから同情していたようです。

ともあれ、川島芳子のつきあってきた男たちをみてきたのですが、芳子の好きなタイプはきまっておりました。芳子はたとえブ男でも権力者や金持ち、それに加えてギラギラした野心家、良く言えば肉食系男子がタイプでした。いくらイケメンでも草食系男子や、金の無い人間は当然アウト・オブ眼中がんちゅう僕は自分でいうのもなんですが結構イケメンなのですがw?金もないし、草食系だしw

また、芳子は浪費家だったから、男にせびる額もハンパじゃなかったそうです。金だけでなく芳子はセックス依存症だったみたいで、あっちの男、こっちの男に色目を使っていました。

男から見たら川島芳子はふしだら(※1)な女のように映るかもしれません。けれど、芳子はこんな言葉を残しております。



「僕としても、女らしい女として、口に紅の一つでもぬって、愛すべき男性があったなら、自分の特殊の念願、国への動きが完成して、万事が完成したならば、何時でも本然の女に帰って、やさしい一女性になりたい・・・」


彼女はさみしかったのかもしれません。幼いころに祖国を失い、父は父で愛情らしい愛情を芳子にそそがなかった。大人になってから、寄ってくる男は芳子を利用しようとする人間ばかり。で、本当の意味で芳子を愛した人はほとんどいない。テレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」の歌じゃないけれど平凡だけど普通の暮らしにあこがれていたのかもしれませんね、芳子は。

※1 けじめがなく、だらしがない様

※ おまけ
今日は、中国の伝統楽器、二胡にこ演奏えんそうをどうぞ。ちなみに演奏しているのは私ではありませんw




※ 参考文献

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